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いよいよ開演した「TOKYO SCHOOL IDOL WORLD」で、スクールアイドル
「Saint Snow」の圧倒的なパフォーマンスを見せつけられた千歌たち。
負けじと自分たちの精一杯のパフォーマンスを披露するも、結果は30ユニット中30位。
Aqoursに投票した来場者は“0”だった。
自分たちの前にある大きな壁を目の当たりにしたメンバーは、それぞれにくやしさを
募らせる。そんな中、あくまで明るく振る舞う千歌に、曜は「くやしくないの?」と
その心の内を問いかけるのだった――。

(ラブライブ公式サイトから引用
http://www.lovelive-anime.jp/uranohoshi/story.php



※以下ネタバレを含むため閲覧にはご注意ください





【あらすじ】
Saint snowの歌とダンスに目を奪われる千歌。
1-8セイントスノウを見つめる千歌


イベントの後、スカイツリーを訪れ観光している6人。Aqoursは入賞することはできず、Saint snow を見た時に、これがトップレベルのスクールアイドルなんだ、このくらい出来なきゃだめなんだ、と思ったそのSaint snowすら入賞していなかったことにショックを受けている。千歌は、今はそんな事を考えても仕方ない、せっかくの東京だしみんなで楽しもうと、提案する。


司会の女性から電話がかかってきて、イベントの投票の集計結果を受け取りに来た6人。順位は30組中30位、得票数は0。今までの中で一番上手く出来たと思っていたにも関わらず、お客さんの中で、自分たちに投票してくれた人が一人もいなかったという事実にショックを受ける6人。
そこへSaint snowのふたりがやって来て、ライブ自体は素晴らしかったが、μ'sのようにラブライブを目指しているのなら諦めた方が良い、と言われてしまう。
1-8遊びじゃない


帰りの電車の中、胸を張っていいと思う。今の私たちの精一杯ができたんだから、と千歌。曜は千歌に「千歌ちゃんはくやしくないの?」と投げかける。
1-8くやしくないの?2

駅に着いたAqoursのもとへ出迎えにやってくるクラスメイト達。千歌たちの話を聞き、ラブライブ決勝を狙えちゃうかもってこと?と期待を募らせる。
そこへやって来たダイヤ。思わず泣き崩れ姉に抱き付くルビィ。
1-8よく頑張ったわね

得票数が0だったことを聞かされるダイヤ。7236、去年最終的にラブライブにエントリーしたスクールアイドルの数。その数は第1回大会の10倍以上。あなたたちが駄目だったわけではないとフォローをする。
そして、初めてダイヤの口から、自分たちがスクールアイドルとして活動をしていた事、東京のイベントに呼ばれたが、他のグループの凄さと会場に圧倒され歌うことができなかった事が語られる。
1-8はしゃぐダイヤ
1-8歌えない3人


千歌たちを東京のイベントへ行かせたことを知り、鞠莉のもとを訪れる果南。「外の人にも見てもらうとか、ラブライブに優勝して学校を救うとか、そんなの絶対無理なんだよ。」と果南。諦めることができない鞠莉と、諦めるべきだと言う果南。想いがすれ違ってしまう二人。
1-8すれ違う二人

「私はあきらめない。必ず取り戻すのあの時を!果南とダイヤと失ったあの時を!私にとって、宝物だったあの時を・・・」と泣きながら想いを叫ぶ鞠莉。
1-8諦めない


その日の夜、それぞれ物思いに耽っている6人。曜は、「辞める?スクールアイドル」との投げかけに、いつもなら辞めないと即答していた千歌が何も答えなかった事が気になっている様子。


早朝、梨子が目を覚ましふと外を見ていると、海に飛び込んでいく千歌の姿が。早とちりをした梨子は涙ながらに千歌の名前を叫び呼びかける。
1-8早とちりな梨子

梨子と話している中で、初めてくやしいと感じている本音をようやく吐露する千歌。他の4人もやってきて、改めて頑張っていく事を決意するAqours。
1-8再起


別の日の部室。ホワイトボードに貼られたイベントの集計結果が映し出されエンディングへ。
1-8結果


【考察】
<3年生の過去>
・ 浦の星が統廃合になるかも、という知らせを聞いた現3年生のダイヤ・果南・鞠莉が、それを阻止するためにスクールアイドルとして活動を行っていたこと、そして、自分たちが挫折を味わい、同じ経験をさせたくないという思いから、スクールアイドル部に反対していたことが初めてダイヤの口から聞かされる。
その回想では、ダイヤと果南が、あまり興味を示していなかった鞠莉を強引に誘っている描写や、東京のイベントに招待され、ダイヤが一番興奮している描写がされており、スクールアイドルを始めた当初は、ダイヤと果南が特に率先してやる気であったことが伺える。
1-8だいかあn
1-8まりかな

だが、7話でのダイヤの「変わっていませんわね、あの頃と」というセリフや、8話での果南の「誰かが、傷つく前に」というセリフは、鞠莉ひとりを責めるような言い方である。東京でのイベントで味わった挫折を、二人が鞠莉の責任と感じているとは考え難い為、その経験をした後の活動方針について、続けたい鞠莉と、辞めるべきだと考えるダイヤ・果南とで意見が割れ、今のすれ違いが起こってしまったのではないだろうか。


<初めての挫折>
・周りに他のスクールアイドルがおらず、自分たちの知り合いが多い地元とは違い、沢山のスクールアイドルが集まる場所で、全く関わりのない観客に評価されたとき、今の自分たちAqoursは0なんだ、という事実を突きつけられ実感した6人。
ダイヤたち3人では歌うことすらできずマイナスだったものが、千歌たち6人が歌い切り、0へ。そして9人集まったAqoursが0を1へと変えていくストーリーが、1期の間に描かれると思われる。


【小ネタ】 
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