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新年を迎え、初詣にやってきた穂乃果たちは、偶然A-RISEのメンバーと出会い、
本大会への激励の言葉をかけられる。そう、東京地区の最終予選は見事μ’sが
制したのだ。その本大会に出場するチームは、チーム紹介ページにキャッチフレーズを
載せることができるという。μ’sを一言で言い表す言葉がないか思案する穂乃果たちだが、なかなかいい案が出てこない。
そんな彼女のもとに、突然A-RISEのリーダーのツバサが現れて――。


(ラブライブ公式サイトから引用
http://www.lovelive-anime.jp/otonokizaka/prologue_1st.html



※以下ネタバレを含むため閲覧にはご注意ください






【あらすじ】

大みそかの夜、寝ぼけてテレビを見ていた穂乃果を、初詣に行くために迎えに来る海未とことり。穂乃果がバタバタ準備している間に年が明けてしまった所でオープニングへ。


場面変わり、神田明神に向かう3人。途中で花陽・凛・真姫と合流する。凛はクリスマスに買ってもらったというスカートを嬉しそうにはいている凛と、振袖を恥ずかしそうに着ている真姫。
2-10真姫着物

階段下で話をしていると、上方からA-RISEの3人が下りてやってくる。新年の挨拶を少し交わし、去っていくツバサたち。途中で振り返り、一言、「ねえ、優勝しなさいよ、ラブライブ!」とツバサが声をかけ、穂乃果の部屋に飾られた、最終予選突破の盾が映る。
2-10ツバサ


お賽銭をし、手を合わせ願いをかける6人。その後、神社のお手伝いをしている希の下を訪れる。にこも巫女装束を着て手伝っていた。珍しくにこを素直に可愛い、似合うとほめる凛と海未。そこへ絵里も合流し、再び仕事に戻っていく。その後姿を見て、あと3ヶ月も無いうちに3年生が卒業してしまう事実が頭をよぎる花陽。
2-10花陽のノスタルジック
ラブライブが終わるまでその話はしないと決めたでしょう、と海未に言われ、穂乃果から3年生の為にも頑張ろうと発破をかけられ、全員で改めて気合を入れる。


仕事の手伝いをしている3年生組の所にやってくるアリサ。絵里が何をお願いしたの?と尋ねると、「来年μ'sに入れますように」と無邪気に答える。それを聞いて、3人は一度これからのことを話し合うべきなのではと考える。
2-103年生のノスタルジック


場面変わり早朝。穂乃果は家からランニングに出かけ、その後練習の為に学校へ向かう。冬休み中にも関わらず、ひふみトリオはラブライブに向けて忙しくなる穂乃果たちのために生徒会の仕事を手伝っていた。

屋上でラブライブ本大会に向けての戦略を練る9人。大会までの事前の印象付けとして、キャッチフレーズが必要だという話に。μ'sを一言で表すと、を考えるが、なかなか思いつかない様子。校門前で2年生3人が悩んでいると、そこへツバサがやってきてタイトルロゴへ。


池の前のベンチで話をするツバサと穂乃果。ツバサは、最終予選で自分たちの全てを出し切り、そして潔く負けた。その事に何のわだかまりもないと思っていたが、ちょっとだけ引っかかっている事がある、なぜ負けたのかがわからないと言う。「強くあろうとしてきた」それがA-RISEの誇り、スタイルであると言うツバサ。μ'sと同じ、それ以上に練習をし、チームワークも劣っている訳ではない。なのに負けた。μ'sを突き動かすもの、支えているもの、原動力となる想い、それを知りたい、とツバサ。
2-10ツバサのまなざし
「ごめんなさい、私よくわからなくて・・・」と穂乃果。ツバサはそんな穂乃果に微笑み、握手を交わしその場を後にする。


その夜、海未と電話で話をする穂乃果。ツバサとの会話で聞かれたことを質問すると、μ'sを動かす原動力、それこそキャッチフレーズなのではないか、と海未。
その後、雪穂にμ'sをどう思うか聞く穂乃果。するとお姉ちゃんだから、地元だからとか関係なく、「応援しなきゃって気持ちになる」グループだと言われる。そんな穂乃果の携帯に、ラブライブに向けて応援のメッセージが届く。それを見て何か大切なことを思い出した様子の穂乃果。


場面変わり、穂乃果の家の前で餅つきをする9人。最終予選のために力を貸してくれた学校のみんなに何もお礼を出来ていなかったので、その為に考えたと穂乃果。そこへ続々とやってくるヒデコ・フミコ・ミカや他の生徒達。

2-10もち

餅つきが終わった後、神田明神で練習をする9人。休憩中にふと絵馬を見ると、μ'sを応援する内容のものがたくさん掛けられていた。「一生懸命頑張って、それをみんなが応援してくれて、一緒に成長していける、それが全てなんだよ!みんなが同じ気持ちで頑張って、前に進んで、少しずつ夢を叶えていく、それがスクールアイドル!それが、μ'sなんだよ!」と穂乃果。
絵里「みんなの力・・・」
海未「それが、μ's・・・」



場面変わり、UTXの街頭ビジョン。本大会出場グループの名前とキャッチフレーズがスクロールされていく。最後にμ'sのフレーズが映り、そこには「みんなで叶える物語」の文字が。
2-10フレーズミューズ

それを見て微笑むツバサが映りエンディングへ。


2-10羽とことり



【考察】(1期と2期の内容に準拠)
<神社でのA-RISEとμ'sの描写>
・階段の上が今までのランキング、人気の上を象徴。そこから降りていくアライズの3人とそれを登っていく穂乃果たち。ここでも暗にμ'sが勝利したことが描かれている。
2-10アライズと穂乃果たち


<μ'sとA-RISEの対比>
・ツバサから話がしたいと呼び出され、池の前のベンチで会話を交わした穂乃果。その中で、A-RISEは強くあろうとしてきた、それがA-RISEの誇りでありスタイルである、と告げられる。

実力という点で見れば、μ'sよりもA-RISEの方が格上であったかもしれない。だが、スクールアイドルという土俵で見た時に、応援したい、応援しなきゃとみんなに思ってもらえるμ'sだったからこそ、最終予選突破を為しえたのだろう。

※曲の対比は2期3話を参照


【小ネタ】
<キャストの書いた絵馬>
・μ'sを応援する内容の絵馬が沢山飾られていた場面。この中にμ'sの9人の声を務める声優たちが考えたものが飾られている。
2-10絵馬
2-10絵馬2
2-10絵馬3
2-10絵馬4

<和風にこまきコンビ>
・2期になり何かと強いにこまきコンビ推し。10話でも健在だったが、にこは和風ユニットを「イロモノ」とバッサリ切って捨てた。
2-10にこまき